【2023】ソレ危険です!犬が食べたら死ぬものランキング5選

こんにちは!当ブログ運営者、理学療法士のたくちゃんです。
今回のテーマは「犬が食べたら死ぬもの」5選です。物騒なタイトルなのですが一歩間違えると犬は本当に、あっというまに死んでしまいます。ネットにもいろんな情報が溢れているのでどれを信じていいか分からない方がほとんどだと思います。

今回の記事では特に気を付けたほうがいいものを5つに絞ってご紹介します。当記事をご覧になった飼い主さんには、より安心した犬との暮らしを送っていただきたいので是非、最後までご覧ください!

この記事はこんな方におすすめです👇
・犬の危険な食べ物を知りたい方
・愛犬の拾い食いが気なる方
・愛犬に人の食べ物をよくあげる方
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第5位 農薬・殺虫剤系は危険

犬が食べたら死ぬもの、第5位は農薬です。「いやいや、そんなの分かってますよ〜」と思うかもしれませんが、事実、農薬や殺虫剤を食べて中毒になる犬がいるので他人事ではありません。

そして、場合によっては中毒で死んでしまう可能性もあります。特に夏は虫が多いので要注意ですね。では具体的に解説していきます。

有機リン製剤

まずは、青虫から野菜を守る「オルトラン」などの有機リン製剤です。

これは食べるだけでなく、皮膚や眼球からも吸収され神経の働きを阻害し、脳にまで影響する大変危険なものです。もし食べてしまうと「呼吸困難」「嘔吐」「下痢」「痙攣」「異常興奮」「失禁」「意識障害」などの症状が出現します。

カーバメート剤

ダンゴムシから野菜を守るラービンなどの「カーバメート剤」は有機リン製剤と同じく中枢神経に作用する危険な農薬ですが、脳機能の障害まではいかないのでまだよいです。

メタアルデヒド剤

ナメクジから野菜を守るマイキラーなどの「メタアルデヒド剤」です。これは「痙攣」「意識消失」「呼吸困難」などの症状が出現します。

ピレスロイド剤

香取線香などの「ピレスロイド剤」は「異常興奮」「痙攣」「呼吸困難」などの症状が出現します。

アミノ酸系除草剤

ラウンドアップなどの「アミノ酸系除草剤」ですが「嘔吐」「消化管出血」「呼吸不全」などの症状が出現します。国内でも一般家庭で広く使用されている除草剤なので、愛犬と散歩している時に草と一緒に食べてしまわないよう注意しましょう。

アミジノヒドラゾン系殺虫剤

ゴキブリの効くコンバットなどの「アミジノヒドラゾン系殺虫剤」は「食欲不振」「よだれ」などの症状が出現します。

フェニルピラゾール系殺虫剤

スーパーアリの巣コロリなどの「フェニルピラゾール系殺虫剤」では「嘔吐」「下痢」「痙攣」などの症状が出現します。

ホウ酸

ゴキクリンなどの「ホウ酸」では「腎機能障害」「呼吸不全」「痙攣」などの症状が出現します。良いニオイがする商品もあるのでワンちゃんが興味を示して近づかないように注意しましょう。

上記のように農薬系や殺虫剤系を挙げたらきりがないですが、犬の手や口が届くところに置かないよう注意しましょう。

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第4位 玉ねぎ

犬が食べたら死ぬもの第4位は「玉ねぎ」です。これは知っている方も多いと思いますが、復習だと思って読んでいただけると幸いです。

犬が玉ねぎを食べると「有機チオ硫酸化合物」という成分が血液の中に含まれる「赤血球」を壊わしてしまいます。そうなると、赤血球のヘモグロビンが酸化され、ハインツ小体という物質が赤血球内で形成され「ハインツ小体性貧血」が発生します。

この貧血が起こると、犬の口の中の粘膜が白色したり、尿が茶褐色や濃いオレンジ色に変色したり、黄疸などの症状が見られます。体重5㎏のワンちゃんの場合玉ねぎ25gで重篤化するので比較的少量でも中毒となり最悪死亡してしまうケースもあります。

愛犬が玉ねぎを食べてしまった場合、すぐに動物病院を受診して下さい。夜間でかかりつけの病院が閉まっている場合はお近くの夜間救急病院を受診しましょう。くれぐれも「一旦、様子をみてから」という考えは止めて下さい。

第3位 チョコレート

犬が食べたら死ぬもの第3位は「チョコレート」です。チョコレートは犬が中毒を引き起こす食材として一番身近な存在です。実はチョコレートはペットの誤食で非常に多い食品でです。

チョコレートの中に「テオブロミン」という物質が含まれています。この物質は犬にとって代謝が遅く、腎臓に負担をかけます。そして、腎臓に負担がかかると心臓にも影響します。

腎臓は血液をろ過するとともに尿を作ります。チョコレートにより腎機能が低下すると尿が作られなくなり血中の水分量が上昇します。つまり、体の血液量が増えるので心臓に負担がかかるということです。

チョコレートの摂取が多量であったり、早急に治療が行われなかった場合、犬は重篤な状態に陥る可能性があります。中毒症状として「痙攣」「異常興奮」「嘔吐」「下痢」などの症状が出現します。

以上の理由から、犬には決してチョコレートを与えてはいけません。犬がチョコレートを摂取した場合は、できるだけ早く動物病院を受診し適切な治療を受けさせるようにしてください。予防のために、チョコレートは犬の届かない場所に保管し、誤って与えないように心掛けましょう。

第2位 ブドウ

犬が食べたら死ぬもの第2位は「ブドウ」です。ブドウ中毒は昔から問題になっていた中毒ではなく、ここ20年くらいで知られるようになりましたが原因はまだ分かっていません。

犬がブドウを食べると「急性腎障害」になるというもので、2019年の報告ではブドウを食べた120頭のうち8頭が急性腎障害を発症したとのことです。

生や乾燥させたり調理しても危険です。また、1㎏のレーズンを食べても平気な犬もいれば5粒のブドウを食べただけで中毒になった犬もいます。

このことから、たくさん食べたらアウトというよりは中毒になりやすい犬は少量でも危険ですし、大丈夫な犬は意外と平気なようなので個体差があるようですね。

症状は24時間以内「嘔吐」が多いですが、下痢・食欲不振・腹痛などの症状もみられます。いずれにせよ犬が口にしたと分かった時点で動物病院を受診しましょう。

第1位 キシリトール

犬が食べたら死ぬもの第1位は「キシリトール」です。キシリトールはガムや歯磨き粉に入っている人工甘味料ですが犬が食べてしまうと最悪、死んでしまいます。

キシリトールを摂取すると、犬の体内で急速にインスリンが分泌されます。このため、血糖値が急激に下がり、低血糖症が発生する可能性があります。

その後は、肝不全になったり高血糖になるなど、犬の肝臓にダメージを与える可能性があります。肝不全になる原因は不明ですが高血糖になるのはキシリトール中毒のせいで急激に血糖値が下がることにより身体が元に戻そうとして血糖値を上げるホルモンが大量に分泌されることが原因なようです。

中毒症状としては「意識障害」「元気消失」などの症状が出現します。口にしたと分かったらすぐに動物病院を受診し獣医の判断を仰ぎましょう。

まとめ

このように人間では問題ない食べ物の中に、ワンちゃんにっとては非常に危険なものが潜んでいます。私も以前、愛犬が道端の松ぼっくりや室内に落ちていたティッシュを食べてしまって肝を冷やした経験があります。

ワンちゃんが何か誤食してしまったら様子を見る前に動物病院に連れていきましょう。そして、誤食しないよう室内に危険なものはワンちゃんの手や口が届かない場所に置き、散歩する際は拾い食いにも気をつけましょう!

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