【2023】初心者に向けたプードルの特徴、寿命、飼い方を紹介!

 この記事はこんな方におすすめです🐶  
 
 ・初めてプードルを飼う方
 ・プードルに興味のある方
 ・犬に興味がある方

プードルの特徴、寿命、飼い方

皆様こんにちは。この記事では国内でも人気のある「プードル」の特徴や寿命、飼い方について詳しくご紹介したいと思います。

一般社団法人ジャパンケネルクラブの2022年度の登録犬種ランキングによると83,916頭(内訳:トイ81,434、ミニチュア271、ミディアム197、スタンダード2,016)で見事1位にランクインしているほど人気犬種です。

誕生から現在までの歴史

プードルは、フランスを起源とする犬種であり、その歴史は非常に古く遡ることができます。以下では、プードルの歴史を詳しく説明します。

起源
プードルの起源は中世のドイツやロシアにまで遡ると言われていますが、現代のプードルは主にフランスで作られました。プードルの名前はフランス語で「水をはねかけるもの」という意味の「Caniche(カニッシュ)」から派生しています。

水猟犬としての利用
プードルはもともと水猟犬として鳥を狩るために使役されていました。この犬種の特徴的な外見(ウェーブのあるカールした被毛)は、水中での泳ぎやすさに加え防寒性を発揮するために品種改良された結果です。

ヨーロッパでの人気の高まり
17世紀になると、プードルはヨーロッパの貴族や王侯貴族の間で愛されるようになりました。プードルのエレガントな外見や知性、優れた訓練能力から、上流階級のペットとして広く飼われるようになりました。

プードルのトリミングスタイルの確立
18世紀になると、プードルの独特なトリミングスタイルが確立されました。特に尻尾と足の毛をカットし、被毛の他の部分を長く残すスタイルが一般的でした。これは、プードルが水中で泳ぐ際に動きやすくするためのものであり、珍しい外見をさらに引き立てる結果となりました。

近代のプードル
19世紀になると、プードルはさまざまなサイズ(スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ)に分類されるようになりました。また、その優れた知性と訓練能力から、ショードッグやサーカスパフォーマーとしても人気を博しました。

現代のプードル
現代では、プードルは国内や海外で人気のある家庭犬として多く飼われています。この犬種は学習能力に優れ、家族との絆を深く築くことができます。また、人間の犬アレルギーを引き起こしにくい被毛の特性を持っているため、アレルギー体質の人々にも適しています。

以上が、プードルの歴史の概要です。この犬種は長い歴史の中で多くの変化を経験し、今日この時もその優雅さ、知性、そして魅力的な外見で多くの人々の心を掴んでいます。

プードルの身体的特徴

プードルの大きさの種類

プードルには、主に4つのサイズに分けられる異なる種類があります。以下にそれぞれの種類と特徴を詳しく説明します。

スタンダード・プードル

https://www.ana.co.jp/travelandlife/article/001220/


スタンダード・プードルはプードルの中で最も大きなサイズの犬種です。一般的な体重は20〜32㎏で、体高は38㎝以上です。スタンダード・プードルは中型犬のため筋肉質で、優れた運動能力を発揮します。被毛は密度があり、ウエーブのあるカールした被毛が特徴で、さまざまなカラーバリエーションがあります。

ミディアム・プードル

https://www.pet-ss.com/gallery/45495/


ミディアム・プードルは、スタンダード・プードルとミニチュア・プードルの中間サイズの犬種です。一般的な体重は11〜20㎏で、体高は28〜38㎝です。ミディアム・プードルは、スタンダード・プードルと同様に活発で賢い性格を持ち、運動能力も高いです。被毛の特徴もスタンダード・プードルと似ています。

ミニチュア・プードル

https://qpet.jp/dog/dogbreed00162/


ミニチュア・プードルは、プードルの中で中間サイズに位置する犬種です。一般的な体重は7〜11㎏で、体高は25〜38㎝です。このサイズから家庭犬として非常に人気があり、賢く、活発な性格を持ちます。スタンダード・プードルやミディアム・プードルと比べると、運動能力はやや劣る傾向がありますが他の小型犬と遜色ないレベルです。被毛はスタンダード・プードルに比べるとやや短めです。

トイ・プードル


トイ・プードルは、プードルの中で最も小さなサイズかつ日本国で最も人気の犬種です。一般的な体重は2.5〜4㎏で、体高は25㎝以下です。トイ・プードルは、ミニチュア・プードルと比べてもさらに小さく、愛らしい見た目が特徴です。他のプードル同様に活発で賢く、家庭犬としておすすめです。被毛はミニチュア・プードルと同様にウエーブしカールしています。

これらのプードルの種類は、体格や性格の特徴、被毛のタイプなどで異なりますが、共通して賢く、愛らしい性格をしています。

毛色の種類

プードル(スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ)は、もともと「ブラックホワイトブラウン」の3つが基本色です。

これら3色をもとにさまざまなカラーバリエーションが生み出され、現在、ジャパンケネルクラブ(JKC)は全14種類を公認カラーとして認めています。
※以下の画像はhttps://wankonoomoi.co.jp/toypoodle-color/#apricotから引用

1.レッド(レッド・フォーン)

レッドは、プードルで一番人気のカラーです。
比較的歴史の浅い新しいカラーですが、人気のテディベアカットが似合うことから爆発的な人気となりました。レッドのプードルは明るく活発な性格で、いたずらっ子が多いとも言われています。わがままにならないよう、しっかりとしつけが必要です。毛色は退色しやすく、1歳から薄くなっていく子もたくさんいます。ブラウンから、最終的にはアプリコットに落ち着く子が多いようです。

2.アプリコット(オレンジ・フォーン)

アプリコットは、レッドより少し色を薄くした淡いブラウンで、レッドの次に人気なカラーです。性格はレッドとよく似ていますが、レッドより臆病で神経質な子が多いようです。毛色はレッドと同様、退色しやすく、最終的にはクリーム色に落ち着いていきます。性質的にはレッドの毛色のトイプードルと似通っているようで、人慣れもしやすく、やはり飼いやすいようです。

3.ブラック

ブラックは、トイプードルの基本色の1つです。
そのため、どちらかというとマズル(目元〜鼻先までのこと)が長い、オリジナルの特徴を残した子が多いと言われます。性格は明るく従順で、比較的大人しいため犬を迎えるのが初めてでも一緒に暮らしやすいことで評判です。毛量は多く、鼻や目のふち、口唇なども黒色です。プードルの中では退色しにくいですが、先祖にシルバー色がいる場合、徐々に白っぽく退色し濃いグレー色になることがあります。

4.シルバー(グレー)

シルバーのプードルは、もともと日本で多く飼われていたのですが、最近は人気カラーのレッドの台頭もあり希少カラーになっています。産まれた時は真っ黒ですが、成長とともにシルバーの被毛が生えてきます。特に白に近いシルバーは光輝いて見えることから、「プラチナシルバー」と呼ばれることもあります。性格は、おとなしく、おおらかな子が多いようです。

5.ホワイト

ホワイトも、トイプードルの基本色の1つです。
昔はシルバーの子と同じように人気カラーでしたが今は少し人気は落ち着いています。ホワイトはプードルならではの上品な雰囲気が最大の魅力です。しかし汚れが目立つため、他のカラーよりブラッシングやシャンプーなどのお手入れが必要となるかもしれません。性格はブラックと似ており、温厚で愛情深い子が多いようです。一方、人懐っこく甘えん坊で寂しがり屋の子が多いのでしっかりコミュニケーションを取ってあげましょう。ラム(羊)カットやコンチネンタルクリップなど、プードルらしいカットがよく似合いますよ。

6.クリーム(ペールフォーン)

クリームカラーは、アプリコットとホワイトの中間くらいの色で、フワフワした優しい雰囲気があります。やはり成長とともに退色しやすく、クリーム→オフホワイトへ、オフホワイト→ホワイトへ、と薄くなることが多いようです。ホワイトと同様、汚れが目立ちやすいので、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れの回数は多くなります。性格はマイペースで個性的な子が多く、飼い主さんへの忠誠心が強いと言われています。

7.ブラウン

ブラウンは、白・黒と並んでトイプードルの基本色の1つです。レッドより濃い原色のブラウンで、毛色に加えて、鼻や肉球も赤褐色となっています。産まれた時は特に色が濃く、チョコレート色に近いですが、成長とともに退色していきます。最終的に、カフェオレやクリームに落ち着くことが多いようです。ブラウンのプードルは、見た目も子熊のような可愛さが魅力です。性格は独立心が強く、単独で行動しようとする傾向が時折みられるようです。

8.ブルー

ブルーは、プードルの全14色の中でもかなり希少なカラーです。ベースの遺伝子はブラックで、見た目もほぼブラックなのですが、肌色が青色っぽいせいか、光の加減で青みがかって見えます。産まれてすぐの時はブラックとの見分けがつかず、成犬になってからブルーと分かる場合も多いです。意図的に誕生させるのは難しいカラーですので、突然変異的に産まれてくるのを待つしかありません。特に、つやのある美しい青銅色のブルーの子は目珍しく高値で取引されています。個体が少ないため、性格の傾向は基本的にはブラックと似ており人懐っこい性格の子が多いと思われます。

9.ベージュ

ベージュは、ブラウンとホワイトの中間色です。アプリコットやクリームとの違いが分かりにくいですが、アプリコットをさらに薄くしてブラウンの色味を足した感じになります。子犬の頃はブラウンの色味が強い子もいれば、ホワイトが強い子もいるなど、個体によりさまざまです。ベージュは退色による変化は少ないですが、さらに色が薄くなりホワイトに近づいていく子もいます。生涯を通して、個体差の大きいカラーの一つです。性格は基本的におっとりしていて、飼いやすい子が多いと言われていますよ。

10.シルバー・ベージュ

シルバーベージュは、ブルーと同じく希少カラーの一つです。子犬の頃は薄めのブラウンで、シルバーの子と同じように、根元にうっすらとシルバーの被毛が見えています。そして、成長するにつれてシルバーの被毛が全体を占めていきます。光の加減によっては、ほぼシルバーと変わらないように見えることもあり繊細な色合いです。性格はシルバーと似ていて、おとなしく、おおらかな子が多いと言われています。

11.カフェオレ

カフェオレも、かなり珍しいカラーです。簡単に言うと「薄いブラウン」になります。目・鼻・口唇なども茶色(赤褐色)です。このカラーも産み出そうとして産み出すことは難しく、たまたま産まれた子を狙うしかありません。ほぼ見かけることのないカラーのため、個性的なプードルを飼いたい方におすすめです。性格は、ブラウンの明るさとマイペースさを受け継いでいます。

12.シャンパン

シャンパンは、その名の通りシャンパンのような黄金色の希少カラーです。ベージュやアプリコットとの違いはあまりないのですが、「ブラウン系統でもっとも薄い色」という位置づけになります。光が当たった時にゴールドのツヤが出る点が特徴です。全体的にキラキラと輝いていて、まさにシャンパンの泡を思わせるカラーです。性格はレッドに似ていて、明るくて活発な子が多いようです。あまり市場に出ていませんが、希少なため高値で取引されることもあります。

13.シルバー・グレー

シルバーグレーも、ほぼ国内市場に出てこない希少カラーです。その名の通り、シルバーとグレーが混ざっている色で、「コアラ」の被毛と見た目は似ています。ただ、実際はシルバーとの区別が非常に難しいです。シルバー系は「ブラック~グレー~シルバーグレー~シルバー」のようにグラデーションになっており、カラーの境界線ははっきりしていません。そのため、グレー寄りのシルバーグレーもいれば、シルバー寄りのシルバーグレーもいるわけです。ただ、シルバーのプードルは成犬になって被毛のツヤが出てきますが、シルバーグレーはツヤが出にくい点が違いとして挙げられます。性格は、シルバーとグレーの特徴をそれぞれ受け継いでおり、マイペースな子が多いようです。

番外編:ミスカラー・パーティーカラー

ミスカラー(パーティーカラー)とは、単色に部分的な違う色が入っている毛色のことを指します。JKCの公認カラーは、いずれも単色が基本です。一方、胸や足、しっぽなどに違う色が入ってまだらになっているプードルは、JKCの公認カラーとして認められていません。血統証明書は発行されますが、カラーのところに「×」がつくのです。はっきりとツートンカラーのように色が分かれている子もいれば、白斑が入っているミスカラーの子もいます。

ミスカラーだからといって健康に問題があるわけではありませんし、むしろ欧米では人気があったりします。日本はミスカラーに対してやや厳しく、販売価格がかなり安くなることも多いです。

これらは一般的なプードルの毛色の例ですが、さまざまなコートバリエーションが存在するため、個体によって異なる場合があります。プードルの毛色は魅力的でかつ多様であり、飼い主の好みに応じて選ぶことができます。

迷ったらこの色!プードルの人気カラーTOP5

  1位:レッド
  2位:アプリコット  
  3位:シルバー
  4位:ブラック
  5位:ホワイト

プードルの人気カラーランキングTOP5は、上記のようになっています。

1位は、ここ数年不動の人気のレッドです。

テディベアカットが一番よく似合う、プードルの顔とも言えるカラーですね。
また同じくレッド系のアプリコットも大人気です。

3位のシルバーは、エレガントでオシャレな雰囲気から、最近人気が高まってきています。

ブラックとホワイトも安定した人気がありますが、このところレッド系の人気に押されて、ペットショップではあまり見かけなくなってきました。

「ブリーダーナビ」「みんなのブリーダー」などのブリーダーサイトで検索してみるとヒットしますので、ぜひ利用してみてくださいね。

色が薄くなる。トイプードルの気になる「退色」について

「トイプードルは退色しやすいって聞いたから心配…」という方も多いと思います。

退色とは、時間の経過とともに毛色が変化していくことでもともとの色より薄くなっていくパターンが多く見られます。極端な場合は、元の色とまったく違う色に変わってしまう子もいるほどです。

病気ではなく、多くは遺伝的な理由によるものですが、成長した後にまるっきり色が変わっていれば飼い主さんも驚きますよね💦

退色しやすいカラーは「ホワイト以外すべて」

 退色する前の色      退職後の色
レッド      ➡   アプリコット
アプリコット   ➡   クリーム・ホワイト
ブラック     ➡   グレー・シルバー
ブラウン     ➡   カフェオレ

トイプードルの公認カラーは14種類ですが、これらはもともと3つだった基本色をもとに、さまざまな色のプードルを掛け合わせて出来上がったものです。

そのため、先祖犬には別の色のプードルがいた可能性が高く、隔世遺伝などで別の毛色を受け継いでいることがあります。

基本的には、「ホワイト以外のすべてのカラーで退色する可能性がある」のがプードルの特徴です。

基本色であるブラックは、比較的退色が少ないと言われていますが、先祖犬にブラック以外がいた場合、退色により薄まる可能性は十分あります。

特に退色が目立ちやすいのは、レッドとブラウンです。元の色が濃いだけに、退色するとまるで別の犬になってしまうことも。

また、レッドは歴史が浅いため、違う色の遺伝子を受け継ぐことが多いのも原因です。

退色を防ぐ方法はないが、「食事」で抑えられる可能性も?

プードルの毛色は、メラニン色素で決まります。メラニンは、紫外線を吸収して色素を作り、皮膚細胞を紫外線による炎症から守る役割を果たします。そのメラニンには、ユーメラニン(黒色)とフェオメラニン(だいだい色~赤)の2種類があり、この比率により毛色が決まります。

メラニンの合成には、チロシンフェニルアラニンというアミノ酸が必要で、チロシンを摂取することで、プードルの体内で化学変化が起こり、メラニンが作られます。そのため、これらの栄養素が足りていないと、被毛が退色するほか、毛ヅヤが悪くなることもあります。また、ミネラルが不足やストレスも退色を早める可能性が指摘されています。

つまり、プードルの退色予防として飼い主が行えることは、バランス良く栄養素が配合されたドッグフードを与えることが重要になります。チロシンは、肉や魚、卵、乳製品や大豆製品に多く含まれているので、これらの栄養素が入っているフードやおやつを食べさせると効果的です。

「特に毛色にこだわる」という方は、退色しにくいトイプードルを育てているブリーダーさんを当たってみることをおすすめします。

プードルの飼い方

一緒に暮らす環境

ここでは、プードルと一緒に暮らす環境について説明します。

居住空間:プードルは「スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイ」というように小型犬〜中型犬種です。室内でもある程度の運動スペースのある居住空間が望ましいです。庭や広めの室内スペースがあると、プードルが自由に動き回り、遊ぶことができます。

防音対策: プードルは賢いですが吠えることもあるでしょう。近隣住民とのトラブルを避けるために、可能な範囲で防音対策を行いましょう。一軒家だとそこまで考えなくてもよいかもしれませんが、アパートやマンションなどは音が響きやすいので注意が必要です。例えば、窓や壁を遮音する、しつけを通じて吠える行動を制御するなどの方法があります。

安全な環境: プードルは好奇心旺盛な犬種ですので、家の中や庭の周囲には安全対策を施す必要があります。誤飲の原因となる小物や人間の食べ物などワンちゃんの口の届かない場所に置くなど注意が必要です。また、室内の床がフローリングだと足を滑らせたり、踏ん張れなかったりして関節を痛める可能性があるため滑り止めマットなど敷くと良いでしょう。

食事管理で気を付けること

プードルの食事は、無添加かつ栄養バランスやタンパク質が豊富なドッグフードを選んであげるとよいです。また、子犬用、成犬用成シニア用など、異なるライフステージに合わせたドッグフードがありますのでその子の成長に合わせて選んであげましょう。

プードルの個体によって特定の健康状態やアレルギーがある場合は、それに合わせた特殊なフードを選ぶ必要があります。ドッグフードの成分表を確認し、獣医師などにも相談するとよいですね。

ドッグフードの量に関してはプードルの体重、年齢、活動レベルに基づいて、適切な量を決定することが重要です。スタンダードであれば身体が大きいのでトイよりも与える量は多くなります。ドッグフードの裏側に記載されている量の目安や獣医師のアドバイスを仰ぎながら、過剰な体重や肥満を避けるために気を付けましょう。

ご飯を与えるか回数は一般的に、成犬の場合は1日2回の給与が適切です。子犬や高齢の犬は、胃腸への負担軽減のため量は同じで回数を増やす場合もあります。ただ1日1回にまとめてご飯をあげると特に小型犬だと胃腸の負担になったり吐き戻しのリスクがあるので1日2回に分けたほうが良いと思います。

どの犬種にも言えることですが、人間の食べ物による誤飲には注意しましょう。毒性のあるものや消化に問題を引き起こす可能性のあるものがあります。以下、中毒を引き起こす食材👇

        危険な食材
・チョコレート ・ココア  ・ブドウ   
・レーズン  ・キシリトール ・ネギ類  
・アボカドなど

※補足
夏の季節は与える水に注意してください。皆さんの家庭には浄水器が付いていますか?浄水器で水道水に含まれるフッ素を除去する製品の場合、普通の水道水より水が腐りやすいのでこまめにワンちゃんの水は交換してあげましょう。

プードルにオススメのドッグフードはこちら👇
2023「ドッグフードは無添加」愛犬にオススメしたい餌10選!!

運動について

プードルはもともと水猟犬だったこともあり運動が好きな犬種です。そのため十分な運動や刺激を与えることが重要です。毎日のお散歩やドッグランの利用など、マンネリ化しないような工夫も必要です。これにより、プードルの筋力や心肺機能を維持し、適切な体重を保つことができます。

一般的に運動量は1日30分〜1時間程度は必要ですが、同じプードルでもスタンダードとトイでは必要な運動量が違ってきますので、プードルの個体に合わせてあげましょう。

     運動量の目安(1日)   
 スタンダード  1時間〜1時間半 
 ミディアム   1時間
 ミニチュア   1時間
 トイ      45分

必要なお手入れ

他の犬種でもいえることですが、主に「ブラッシング」「シャンプー」「爪切り」「歯磨き」「トリミング」になります。トリミング以外は飼い主さん自身で行えるお手入れなので愛犬の健康のために取り組んでみましょう。

詳しくはこちらの記事をご覧ください👇
【2023】犬に美容ケアは必要!夏の紫外線対策や被毛ケアが必要な理由とやり方

定期的な動物病院の受診

プードルの健康管理には、定期的な獣医の診察が不可欠です。獣医師は予防接種や健康チェックを行い、潜在的な健康問題を早期に発見できるため、定期的な予防ケアを受けるようにしましょう。また、予防的な血液検査や健康診断も受けることが推奨されます。

また、プードルは必要なワクチンを受けることで、感染症から守られます。獣医師と相談し、適切なワクチンスケジュールを立てましょう。また、寄生虫予防(ノミ、ダニ、ハートワームなど)や、必要に応じて避妊手術や去勢手術などの予防医療も重要です。

これらのポイントを実践することで、プードルの健康を維持し、幸福な生活を送らせることができます。また、プードルの個体によって健康上の懸念や特別な事情がある場合は、獣医師と相談することをおすすめします。

プードルの性格

上記でも一部ご紹介しましたが、プードルは賢くて愛らしい性格を持つ犬種です。以下にプードルの一般的な性格の特徴を詳しく説明します。

高い知能
プードルは非常に賢い犬種として知られています。素早く学び、トレーニングや訓練においても優れた能力を発揮します。そのため、さまざまなトリックやコマンドを覚えることができ、さまざまなドッグスポーツでも入賞できる力を持っています。

忠実さ
プードルは家族に対して非常に忠実で、愛情深く絆を築くことができます。この犬種は家族の一員としての役割を真剣に考え、飼い主を喜ばせようと行動してくれる良きパートナーとなるでしょう。

穏やかで愛らしい性格
プードルは一般的に穏やかで温和な性格を持ち、友好的な態度を示します。彼らは他の犬や人との社会的な交流を楽しむことができ、友好的な態度を持って接します。また、個体差はありますがプードルは明るく陽気で、活発な一面があります。

遊び好き
プードルは活発で遊び好きな性格を持っています。運動や遊びを通じてエネルギーを発散することが重要であり、定期的な運動や刺激を必要とします。遊び心があり、知的な課題なども得意な犬種です。

これらの性格の特徴は、プードルが愛される理由の一部です。愛情深い性格を持ちながら、活発で遊び好きな一面もあります。プードルは家族にとって忠実なパートナーとなることが多く、多くの人々に愛されています。

プードルのしつけ

プードルのしつけは、ポジティブなリンフォースメント(報酬や称賛)を重視し、優しさと一貫性を持って行うことが重要です。

社会化の重要性
プードルのしつけを始める前に、早い段階から社会化を促すことが重要です。他の犬や人々との触れ合いを経験させ、新しい環境や刺激に慣れさせましょう。これにより、プードルは自信を持ち、社交的な性格を育むことができます。

ポジティブリインフォースメント(正の強化)の利用
プードルは知恵深く、学習能力が高いため、ポジティブリインフォースメントを使ったトレーニングが効果的です。良い行動を示した際には、たとえばおやつや褒め言葉などの報酬を与えましょう。これにより、プードルは飼い主の指示に従うようになります。

一貫性と明確なコマンド(指示)
プードルのしつけでは、コマンドやルールを明確にすることが重要です。簡潔で一貫性のあるコマンドを使用し、常に同じルールを適用しましょう。また、コマンドを出したらはっきりと発音し、明確なジェスチャーを組み合わせることで、プードルが理解しやすくなります。

時間と忍耐
プードルのしつけには時間と忍耐が必要です。一度に多くのことを求めず、ステップバイステップで学習を進めましょう。繰り返しのトレーニングや練習を通じて、望ましい行動を確立させることが重要です。

問題行動への対処
プードルが問題行動を示した場合は、叱る代わりに望ましい行動への誘導や転換を行いましょう。例えば、噛む習慣がある場合は、適切な噛み具やおもちゃを提供し、そちらに注意を向けるよう促しましょう。

継続的なトレーニング
プードルのしつけは一生涯続けるものです。定期的なトレーニングセッションや遊びを通じて、プードルの知識と能力を維持しましょう。また、ポジティブな経験と楽しい時間を提供することで、継続的な学習と成長を促すことができます。

プードルのしつけは、ポジティブなリンフォースメント、一貫性、忍耐、そして継続的なトレーニングが鍵となります。愛情をもって接することができればプードルと良きパートナーとなれるでしょう。

プードルの寿命

プードルの寿命は一般的に長く、健康な個体であれば12年から15年以上生きることがあります。ただし、個体によって寿命は異なる場合があります。いくつかの要素がプードルの寿命に影響を与える可能性があります。

遺伝的要因: 遺伝的な要素はプードルの寿命に影響を与える可能性があります。遺伝性疾患や体質の問題は、プードルの寿命に関与することがあります。健康な子犬を選ぶために、信頼できるブリーダーを見つけることが重要です。

生活環境とケア: プードルの寿命は、適切な生活環境とケアによっても影響を受けます。バランスの取れた栄養、定期的な運動、予防接種や健康診断、適切なトリミングと被毛のケアなどが重要です。また、ストレスや不適切な環境にさらされないようにすることも重要です。

適切な医療ケア: 疾患や健康問題が早期に発見され、適切な治療や管理が行われることもプードルの寿命に影響を与える可能性があります。定期的な獣医の診察や予防医療、早期の病気の診断と治療が重要です。

     プードルがかかりやすい病気
・膝蓋骨脱臼      ・外耳炎
・レッグペルテス病   ・てんかん
・白内障        ・僧帽弁閉鎖不全症
・緑内障        ・クッシング症候群
・進行性網膜萎縮症   ・アトピー性皮膚炎   
上記の疾患には注意が必要です

これらの要素を考慮すると、プードルの寿命を最大限に延ばすことができます。しかし、個々のプードルの寿命は様々であり、全ての個体が同じ寿命を持つわけではありません。愛犬と積極的なコミュニケーションをとることが病気の早期発見にも繋がるのでとても重要です。

プードルと暮らしたいと思ったら

ひと昔前だとペットショップから購入するのが当たり前でしたが、現在はブリーダーから購入する方が増えています。筆者も過去3頭、現在1頭のワンコと一緒に暮らしてきましたが全てブリーダーから購入しお家に迎えました。

以下にペットショップとブリーダーから購入する際のメリットorデメリットを示します

       ブリーダーのメリット 
・親犬の顔を確認できる 
・どんなブリーダーか確認できる  
・生まれた環境がわかる 
・兄弟といることで社会化される
・いろいろ相談できる 
・遺伝子検査などされている(一部)       

       ブリーダーのデメリット
・価格が高い   
・場合によって遠方まで行く必要がある  

やはりブリーダーから子犬を迎えたほうが安心な面が多いです。まず親犬の顔を確認できるため成長後の姿が想像しやすいですし、プードル特有の退色に関してもイメージしやすいと思います。

国の改正動物愛護管理法の制定により、生後56日を経過しない犬及び猫の販売が禁止されました。そのため、それまでの期間をブリーダーの元で過ごすので、同じく生まれた兄弟と社会化されながら育ちます。そのため、お迎えしたあと生後の環境による問題行動が起きる頻度は少ないですし、ブリーダーが直接、体調管理が行えるので異常などあった際にすぐ対応できます。

結果的に健康状態が良好な子犬を迎えることができるので、遺伝子疾患による短命でのお別れの可能性は低くなります。

      ペットショップのメリット
・価格が安い        
・すぐに迎えられる 

      ペットショップのデメリット
・親犬の顔が分からない 
・専門的な知識レベルが低い  
・遺伝子疾患の可能性が高い(ブリーダーより)
・生まれた環境が分からない  
・保険加入などセールスされる 
・問題行動を起こす子が多い

ペットショップは全国にたくさんあり足を運びやすいため、衝動的に購入してしまうケースが現在も多々あります。ブリーダーと比較すると価格も安いのでお迎えの経済的負担は少ないかもしれませんが、もともと何処でどんな環境で生まれたかが不明な場合が多いですし、遺伝子検査なども行っていない所が多いので後々、健康トラブルが起きる可能性もブリーダーより高いです。

筆者としては、今の時代でペットショップから子犬を迎えるのはオススメしません。しかし、最後は個人の判断に委ねられることなので上記のメリット・デメリットを参考に、飼い主さんが後悔しない選択をすることが大切です。

まとめ

プードルは大きさの違いから色の違いまで様々な個性のある犬種です。国内でも1番の人気でありながら初心者でも飼いやすいのが魅力ですよね。

現在、全国的に生体価格やドッグフード、動物病院の診療代などの値上げが続いて以前より気軽にペットと暮らせない状況が続いています。しかし、はるか昔から人間と犬はお互いに助け合いながら暮らしてきて、現代は大切な家族の一員として人に癒しを与えてくれています。

この記事を見てプードルに限らず、犬に興味を持っていただけると筆者も嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました。

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